蝶による環(huán)境観測、中國初の試み

蝶は多くの生物の中でも、気候の変化に最も敏感な指標(biāo)生物の一つとされている。中國環(huán)境保護(hù)部（省）はこのほど、蝶を観測に利用するという初の試みで、全國規(guī)模での生物の多様性に関する観測活動(dòng)を始動(dòng)した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

関係する學(xué)者によると、蝶は長い進(jìn)化の中で、気候要素との安定的な関係を形成してきており、その生命の発展や進(jìn)化、生存、繁栄のための物的基礎(chǔ)が形作られている。蝶の種や群れの構(gòu)成、構(gòu)造、多様性、およびその動(dòng)的な傾向などの分析を通じて、気候の変化が生態(tài)環(huán)境に與える影響を観測し早い段階で警戒することで、気候の変化が生態(tài)システムに與える影響を生物レベルから科學(xué)的に反映させることができる。中國では近年、雪害、干ばつ、竜巻などの異常気象が頻発しているため、長期的にみて、これらの気候変化の現(xiàn)象を生物観測から早い段階で警戒できるようになるかもしれない。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月8日