商務部(商務省)は5日に定例記者會見を開催した。沈丹陽報道官は、國內外の多くのメディアが注目する経済のホットポイント、たとえば同部が今後5年間の計畫をどのように立てているか、英國の歐州連合(EU)離脫は中國にとって兇か吉か、中日韓自由貿易協定(FTA)の交渉の進展狀況はどうかなどについて、それぞれ答を出した。
英國のEU殘留?離脫をめぐる國民投票がグローバル市場に大きな混亂をもたらしている。こうした國際的環境の下、中國と英國との経済貿易協力、また中國と歐州との経済貿易協力の発展は今後どうなるだろうか。
この問題について沈報道官は、「中國と歐州との経済貿易関係の今後に引き続き十分な信頼感を抱いている。歐州や英國とともに、各分野での協力を深化させ、中歐経済貿易協力メカニズムの安定的な推移?発展を実現させ、中歐の全面的な戦略的パートナー関係の中味を持続的に充実させていきたい。英國の國民投票で脫EUが決定した後の情況の進展や影響に注目していく」と述べた。
沈報道官は中國企業の対外投資が英國の脫EUをはじめとする國際的要因の影響を受けるかどうかについて、「短期的にみれば、英國の脫EUをはじめとする一連の要因が國際金融市場の最近の動揺を激化させ、中國企業が直面する外部環境の不確定性を増大させ、企業の対外投資に一定の影響をもたらすことは確実だ。だがこうした直接的な打撃には限界があると考える。中長期的には、こうした影響はそれほど長く続くとは思えず、國際投資環境は日に日に改善に向かい、新しい投資チャンスも増え、全體として中國企業の対外投資協力にはより多くのチャンスがもたらされるようになる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月6日
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