降水量が例年を上回り、異常気象となった今年の中國

中國気象局はこのほど全國増水期気象サービス再動員テレビ電話會議を開いた。中國気象局の鄭國光局長は會議で、次のように指摘した。中國経済網(wǎng)が伝えた。

今年は世界と中國の天気や気候が異常かつ複雑になっている。増水期に入り、全國の平均降水量は例年同期より大幅に増えており、1954年以來降水量が同時期で最も多く、1998年同期比で5％増となっている。南方地域では地域的な豪雨が20回発生し、同期としては過去最多。全國で広範囲の活発な対流活動が26回発生し、特に雹による深刻な災(zāi)害が広い範囲で発生しており、その影響は甚大だ。また全國で地質(zhì)災(zāi)害が1100件も発生しており、近年を大幅に上回っている。豪雨による洪水や土石流などの災(zāi)害が多発し、深刻化している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月30日