第6回北京國際映畫祭が今月16日に開幕するのに先立って、注目されている上映イベント「中國映畫の栄光の道」が8日にスタートすることになった。新華網が報じた。
今回発表された予告動畫は、「中國映畫の栄光の道」にスポットを當て、優秀映畫10作品を紹介している。うち、第66回ベルリン國際映畫祭で異彩を放った「長江図(Crosscurrent)」、金馬賞で注目を集めた「路辺野餐(Kaili Blues)」、釜山映畫祭で注目を集めた「判我有罪」などは、すでに世界の舞臺で好評を博している。また、多くの作品が民族の特色を表現しており、半數近くが民族の情緒を強く表現している。例えば、オープニング作品の張揚監督の新作「岡仁波斉(Path of The Soul)」は、チベット族の聖地巡禮をテーマにしている。また、「塔洛(タルロ)」や「河」も西蔵(チベット)自治區をテーマにしている。うち、「塔洛」は、ブラックジョークを交え、羊飼いが遭遇するトラブルを通して、現実的な問題に迫っている。「河」は、無邪気な女の子が異なる世代の人々の溝を埋めるシンプルなストーリーだ。モンゴル族の家族愛や友情をテーマにした「告別」や「鳥珠穆情的孩子」も、考えさせられるストーリーとなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年4月11日