中國航天科技集団公司第五研究院が発表した情報によると、同院の総體部が開発を擔當する中國初の微小重力科學実験衛星「実踐10號」が、酒泉衛星発射センターに運ばれ、今年4月の打ち上げに向け最終準備段階に入った。同衛星の副チーフデザイナーの李春華氏によると、同衛星は微小重力科學および生命科學の実験に用いられ、中國の微小重力の研究に新たな技術的サポートを提供する。科技日報が伝えた。
同衛星は仮設宇宙実験室のようなものだ。計畫によると、同衛星は宇宙空間の微小重力などの特殊な環境を利用し、15日間の飛行中に微小重力流體物理、微小重力燃焼、宇宙材料科學、宇宙放射線効果、生物への重力の効果、宇宙生物技術という6大分野の19項目の実験を行う。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月29日