中國伝媒大學文化発展研究院の研究チームが2年かけて作成した「中國都市文化競爭力研究報告書(2015)」が、先日北京で発表された。人民日報が伝えた。
同報告書は世界の都市文化競爭力向上の経験を參考に、都市文化競爭力評価の雛形を提示、文化の天賦の要素や文化の経済的要素、文化の管理的要素、文化の潛在的要素、文化の交流的要素といった指標を含む評価體系を構築し、國家統計局および各地の権威ある発表データに基づき、中國の36都市55項目の文化競爭力指標に科學的評価を行った。その結果、北京、上海、広州、深セン、天津、杭州、武漢、南京、成都、重慶の十大都市が総合ランキング上位を占め、経済発展の総合力と相関性が高いことが示された。しかし、これらの都市の中には文化競爭力の不均衡さも見られ、文化消費、都市総合指標において依然大きな向上の余地があることが示された。(編集IM)
「人民網日本語版」2016年1月21日