1985年にユリカモメが初めて雲(yún)南省昆明市に飛來(lái)してから、同市の市民と厚い友好関係を結(jié)んでおり、ユリカモメと人間が築いた物語(yǔ)が次から次へと生まれ続けている。このほど、昆明に住む青年、舒興楊さんが海埂ダムでユリカモメと共に「朝食」を食べる姿に感動(dòng)させられたが、再び人と鴎の縁を感じる暖かなシーンを見(jiàn)せられ、感動(dòng)と羨望の気持ちを抱かずにはいられない。人民網(wǎng)が伝えた。

2013年から彼は毎週月曜、水曜、金曜の朝、パンを攜え同ダムにやってきて、ユリカモメにエサをやる。彼は「最初始めた時(shí)はただの興味からだったが、そのうちにこのすばしこいカモメたちと深い友情で結(jié)ばれるようになった」と話(huà)す。仕事の関係上、彼は毎週月曜、水曜、金曜の午前中が休みだが、ユリカモメが昆明にいる限り、彼は頑張ってエサをやりに行き続ける。現(xiàn)在、昆明を離れたユリカモメがまた戻ってきているが、彼が同ダムにやってくると、ユリカモメが群れを成して彼の周りを飛び回る。思い切って彼の身體に停まり愛(ài)想を振りまくものもおり、歓迎の意を表している。

舒さんが毎回ユリカモメにエサをやりに出かけるとき、ケーキ店で12元（約224円）を支払い、パンを２つ購(gòu)入する。その後、路線(xiàn)バスで1時(shí)間以上かけ、海埂ダムにやってきてユリカモメと「朝食」を共にする。雨にも負(fù)けず、風(fēng)にも負(fù)けず、3年間1日も欠かしたことはないという。「私はすでに3年連続で彼がカモメにエサをやるのを撮影しているが、彼は毎回殆どのパンをユリカモメにあげ、自分が食べるのは少しだけだ」すでに30年間にわたり、ユリカモメを撮影している市民の王さんはいう。時(shí)にカモメに一口與えては自分も一口食べ、その暖かなシーンは非常に感動(dòng)させられる。（編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年12月22日