米國の掘削船「ジョイデス?レゾリューション號」が12月2日、スリランカのコロンボに停泊した。地殻を貫く深い穴を掘り、地殻とマントルの境界に直接觸れることは、全世界の地球科學者の理想となっている。米國、英國、中國など12カ國の30人の科學者が同船に乗船し、南西インド洋で地殻?マントル境界を貫く、初の大洋掘削に備えている。新華網が伝えた。
科學者は今後2ヶ月に渡り、同船に乗り南緯32度?東経57度付近の南西インド洋海嶺で、深さ1300メートルの穴を掘る。中國科學院地質?地球物理研究所の劉伝周研究員、同済大學海洋地質國家重點実験室の周懐陽教授、研究チームメンバーの馬強博士らが全過程に加わる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月4日