全國政治協商會議第12期全國委員會第3回會議の記者會見では11日午前、全國政治協商會議常務委員の朱維群と黃潔夫、委員の胡暁義と李彥宏、兪敏洪が招かれ、國民生活の改善や社會の調和?安定の促進などをめぐる問題について記者の質問に答えた。人民網が伝えた。
教育?科學?文化?衛生?スポーツ委員會の副委員長と國家臓器提供?移植委員會の委員長を務める黃潔夫委員は、「死刑囚の臓器が提供されなくなると(提供臓器の)不足につながらないか」との質問に対し、中國が死刑囚の臓器使用を中止したのは、臓器不足の問題をむしろ解決するためだと強調した。中國では近年、人権事業が発展し、司法體制改革も進歩し、死刑の減少と慎重な利用の政策が取られている。臓器移植に死刑囚の臓器をあてにしていたのでは、中國の臓器移植事業は行き詰まる。死刑囚はますます減っている。2014年に臓器の自発的寄付が全國で普及してから、臓器移植に使われる臓器の80%は國民の自発的な提供によるものとなっている。
黃委員によると、中國では今年年初から3月3日まで、臓器の寄付が381件あり、1000點近くの臓器が寄付され、前年同期比で2倍に増えた。中國の臓器移植事業は明るく、透明で、希望に満ちたものと言える。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年3月12日