米アップルが韓國サムスン電子を抜き、2014年第4四半期の世界スマホ販売臺數で首位に立ったことが、調査會社ガートナーが発表した統計で明らかになった。ガートナーによると、第4四半期のアップルの販売臺數は7500萬臺で、サムスンの7300萬臺を超えた。人民網が伝えた。
ガートナーが発表したデータによると、2014年第4四半期の世界のスマホ販売臺數は3億6750萬臺で、アップルがサムスンを抑えて首位に立った。ただし、1位のアップルのシェアが20.4%、2位のサムスンが19.9%で、その差は僅か0.5ポイント。また、3~5位はいずれも中國のメーカーで、3位の聯想(レノボ)がシェア6.6%、4位の華為技術(ファーウェイ)が5.7%、5位の小米科技(シャオミ)が5.1%だった。
前年同期では、サムスンのスマホ販売臺數は8300萬臺強でアップルの5000萬を遙かに上回った。當時サムスンのシェアは29.5%に達した一方、アップルは17.8%にとどまった。アップルのシェア向上は主に、14年の新型スマホ「iPhone6」の販売が好調だったことによるもの。
中國メーカーの聯想、華為技術と小米科技の合計販売臺數は前年比200%増を達成したが、サムスンやアップルには及ばなかった。
14年通年を見ると、トップはやはりサムスンで、販売臺數は3億760萬臺、シェアは24.7%。2位のアップルの販売臺數は1億9140萬臺で、シェアは15.4%。以下、聯想がシェア6.5%、華為技術が5.7%、LGが4.6%だった。(編集XM)
「人民網日本語版」2015年3月5日