中國の民間調査機関?胡潤研究院は12日、中國の富裕層の実態に関する白書を発表した。それによると昨年年末の時點で、香港、澳門(マカオ)、臺灣を除く、中國の31省、市、自治區に在住する資産1000萬元(約1億7000萬円)以上の「千萬富豪」が、2012年末より4萬人多い109萬人に達した。増加率は3.8%。うち、1億元(約17億5千萬円)以上の資産を持つ「億萬富豪」は12年年末より2500人多い6萬7000人だった。増加率は3.7%。「千萬富豪」の多い上位10都市には広東省の4都市(深セン、広州市、仏山市、東莞市)が入った。広州日報が報じた。
▽富豪が最も多いのは北京 2位は広東省
「千萬富豪」の居住地別では、北京市が12年年末より8000人増え、19萬2000人と最も多かった。「億萬富豪」も12年年末より600人増え1萬1300人となった。次に多かったのが広東省で、18萬人。「億萬富豪」は1萬人。3位は上海市の15萬9000人。「億萬富豪」は9100人。4位は浙江省の13萬3000人。「億萬富豪」は7800人。同4都市だけで、全體の61%を占める66萬4000人の千萬富豪を抱える。
▽千萬富豪の平均年齢は38歳
同白書によると、「千萬富豪」の平均年齢は38歳。一方、「億萬富豪」の平均年齢は39歳。男女比は6対4だった。