國家衛生計畫出産委員會が11日に開いた定例記者會見において、食品安全基準?モニタリング評価司長の蘇志氏は、「中國の食品安全情勢は、全體的に見て安定的に好転している」と語った。人民日報が伝えた。
蘇氏は、「中國は2013年、307種のモニタリング指標を巡り42萬點の食品サンプルを検査し、493萬件の監督データを獲得した」と述べた。
モニタリング結果によると、中國の食品安全情勢は全體的に見て安定的に好転している。そのうち乳製品や小麥粉などの食品に含まれるカビ毒や微生物などの汚染狀況が好転し、動物用醫薬品の濫用や違法な添加剤の使用が抑制された。一方で、モニタリングにより環境汚染や生産サイクルの管理の不足、食用や使用が禁じられている物質の違法使用による、食品安全のリスクも見つかった。
中國は現在までに、429の新たな食品安全國家基準を制定?発表している。
中國は2014年に、食用植物油、蜂蜜、穀物、容器入り飲用水、調味料などの重點食品を対象とした 新しい食品安全國家基準を制定する。「食品に含まれる汚染物質の制限値」、「食品添加剤の使用基準」などの重點基準のフォローと検査を実施し、基準の実施狀況を把握し、基準の実施に存在する問題を分析する。監督管理部門、業界、消費者などの意見と提案を全面的に収集し、基準の改正の根拠とする。
國家食品安全リスク評価センターの王竹天所長補佐は、「當センターは、食品添加剤がどの食品に使用できるかをスムーズに調べることのできるソフトを開発した。同ソフトは近日中に當センターのウェブサイトで公開される」と語った。
例えば「安息香酸」と入力すると、どの食品にどれほど使用されているかを調べることができる。「醤油」と入力すると、醤油にどれほどの食品添加剤を使用できるかが分かる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月13日