ある北京在住の男性が行ったプロポーズが、ネットユーザーの話題の的となっている。というのも、その男性はプロポーズする際に、自分の「知能指數(shù)(IQ)診斷書」、「HIV唾液テスト診斷書」、「精子測(cè)定診斷書」の3種類の健康診斷書を相手の女性に提示したからだ。意外にも、この男性は、美しい女性を妻に迎えることに成功した。9日、この情報(bào)がネット上で発信されると、多くのネットユーザーが関心を持ち、熱い論議が巻き起こった。この3種類の診斷書は、「プロポーズに必要な3つの書類」と稱されている。金陵晩報(bào)が伝えた。
○新しい「プロポーズ方法」に賛否両論
1980年代の「冷蔵庫?カラーテレビ?洗濯機(jī)」、1990年代の「電話?コンピュータ?エアコン」、2000年以降の「マイホーム?マイカー?現(xiàn)金」に至るまで、結(jié)婚に必要ないわゆる「三種の神器」は、中國(guó)人の所得レベルが高まるにつれて進(jìn)化してきた。マイホームという難問に頭を抱える男性が多いなか、この北京の青年は、ユニークな新しい道を開拓し、「3種類の健康診斷書」という武器を使って成功を収めた。彼のやり方は、今の社會(huì)で主流となっている結(jié)婚観に対する大きな挑戦と言えるだろう。
このようなユニークなプロポーズに対するネットユーザ―の反応も、やはり多種多様だ。
続々と寄せられるネット上のコメントから、現(xiàn)実生活を送る市民のどのような観念が垣間見られるのだろうか?広告業(yè)界で働く徐さん(女性)は、「このようなプロポーズをする人なら、とても信頼できる!結(jié)婚とは赤の他人と一緒に暮らすこと。こんな心配りのできる男性なら、自分の身體に自信を持っているはずだし、妻となる女性との將來の人生設(shè)計(jì)についても、十分に考えているに違いない」と高く評(píng)価した。
IT企業(yè)で働く張氏(28歳?男性)の最初の反応は、「この男性、どこかおかしいのでは?」だった。「求められてもいないのに健康診斷書を出すなんて、何か都合の悪いことをカモフラージュしようとしているに違いない。劣悪な労働環(huán)境の下で仕事をしている男性が、身體的に何ら問題はないことを相手の女性に証明するという目的ならば、それはそれで話は分かるけれど。いずれにせよ、この男性の心には良からぬ企みが渦巻いていると感じる。そうでなければ、わざわざ第三者による証明書など必要であるはずはない」と張氏は指摘した。そして、「結(jié)局は、プロポーズされた女性の、男性に対する気持ち次第だ。健康診斷書を受け取っただけで、その男性に一生添い遂げたいと思う女性など、この世にいるはずがない」と付け加えた。