第6回北京國際映畫祭が24日夜、北京で閉幕。アルゼンチン映畫「La Patota」は、コンペティション部門「天壇賞」最優(yōu)秀作品賞、最優(yōu)秀主演女優(yōu)賞、最優(yōu)秀腳本賞の今回最多3賞を受賞した…
北京國際映畫祭組織委員會副秘書長の苗暁天氏は、北京國際映畫祭は中國映畫産業(yè)の発展に重要な促進作用をもたらしていると考えている。「映畫祭の取引額は非常に高く、毎年數(shù)多くの映畫売買取引がここで成立している」。
公開資料によれば、昨年行われた第5回映畫祭の「電影市場」における契約プロジェクトは36件、契約金額は前回比32%増の138億4500萬元(約2403億円)に達し、東京映畫祭等のアジア各地の映畫祭を上回り、アジア最大の映畫市場となっている。4回目までの映畫祭では合計80件のプロジェクトについて契約や協(xié)議が成立しており、その取引総額は278億1900萬元(約4829億円)にも上っている。
苗副秘書長は「我々の興行成績は主に國內(nèi)で生じたもので、國際的な映畫市場での興行成績は微々たるものだ。また映畫作品のクオリティを高める上で、海外の優(yōu)秀な映畫人に學(xué)ぶ必要がある。同時に非常に多くの海外の映畫人、特に歐米の映畫人たちは急速に拡大している中國市場を目にし、この市場を共有したいと強く望んでいる。北京國際映畫祭は世界各國の優(yōu)秀な映畫人を惹きつけ、中國の監(jiān)督や製作者に非常に得難い交流や探求するプラットフォームを提供する一方で、海外の映畫人には映畫祭の各種イベントを通じて中國の映畫市場を理解し、接觸することができる場を提供している」と語った。
現(xiàn)在、中國國內(nèi)で人気が高いコメディー映畫で興行成績も非常によかったとしても、海外で受けいられることは非常に難しい。國際的な市場を目指す場合、中外合作というルートを利用する必要がある。
例えば映畫「狼図騰」は海外の監(jiān)督を招き中國のストーリーを描いている。この種の中外合作による映畫製作は映畫のクオリティを高めることができる一方で、中國側(cè)は合作する海外側(cè)の配給ルートを通じて、國産映畫を國際舞臺に展開することが可能となる。北京國際映畫祭はこの種の多くの合作を促し、最終的に中國映畫を國際舞臺に送り出すことを目的としている。