「暑運」の旅客數延べ1億4000萬人! 中國の民用航空で相次ぎ記録更新
今年の「暑運(夏休みの帰省?旅行に伴う鉄道輸送體制)」には、空港旅客數がピークを迎え、飛行機が1機離陸したかと思うとすぐに別の1機が著陸する狀態だった。
■記録を更新
8月30日の時點で、北京大興國際空港の出入國検査所が受理した144時間トランジットビザ免除の申請は前年同期の10倍に達した。年初以來、同空港の出入國検査所を経由して出入國した旅客は、初めて延べ300萬人を突破した。
■新路線が開通
7月30日、廈門(アモイ)航空の旅客機が廈門を出発してモルディブに向かい、これにより福建省からモルディブへの直行便の國際定期便路線が正式に開通した。8月31日には、多彩貴州航空初の貴陽-ベトナム?ハノイ間の國際旅客輸送路線が開通した。
データを見ると、今年の民用航空の「暑運」は「非常にホット」だった。7月には中國民用航空輸送規模が月間の過去最高を更新し、8月には1日の旅客輸送量の過去最高を更新し、8月31日には民用航空の「暑運」の累計旅客輸送量が延べ1億4000萬人に達し、こちらも過去最高を更新した。
新記録が相次ぐ「暑運」のデータは、回復好転を続ける民用航空産業の好調さを力強く証明するものだ。
新型コロナウイルス感染癥が発生してからの3年間、民用航空は輸送量が減少し、コストが上昇し、資金不足に陥るなど數々の困難に直面し、コロナにより最も大きな打撃を受け、直接的な影響を被った産業の1つになった。今年「暑運」では、民用航空の1日あたり旅客輸送量は、2019年同期比17.7%増、前年同期比12.3%増の延べ228萬9000人に達した。同時に、航空會社の経営狀態が目に見えて改善し、最近発表された半期報告書によれば、中國國際航空、中國東方航空、中國南方航空の3大航空會社が赤字を大幅に減らし、華夏航空は赤字から黒字への転換を果たし、春秋航空は純利益の増加率が60%を超え、吉祥航空の純利益も5倍以上増加した。一連の數字が示すように、中國民用航空産業は急速に回復好転する流れの中にいる。
國民経済を先導する基礎的産業である民用航空産業の回復好転ぶりには、経済が持続的に回復好転する様子が映し出されている。また民用航空の「暑運」の業績に、消費、貿易、対外開放など多方面におけるプラスのシグナルを見て取ることもできる。
今年の「暑運」で忙しかったのは民用航空産業だけでなない。高速鉄道も運行本數を増やし、全國鉄道路線の累計旅客輸送量は同3.77%増の延べ98億1900萬人に達した。これらの數字には、経済の活力が反映され、発展のエネルギーが満ちている。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年9月14日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn