宇宙育種で「とげのないトゲナシ」が誕生
人民網(wǎng)日本語版 2024年07月08日13:25
有人宇宙船「神舟15號」と共に宇宙を186日間旅した28.2gのトゲナシ(刺梨)の種が、科學(xué)研究者の9ヶ月にわたる丁寧な育成と管理を経て、528株の健康な苗に成長した。また科學(xué)研究者はその中からトゲナシの新遺伝資源「とげのないトゲナシ」を取得した。新華社が伝えた。
貴州省黔南布依(ブイ)族苗(ミャオ)族自治州林業(yè)科學(xué)技術(shù)普及センターによると、科學(xué)研究者はこうした種の中から初めて、4株の形態(tài)が異なるトゲナシ特異遺伝資源を取得した。うち2株は全體にトゲがなく、その葉の形は一般的なトゲナシと大きく異なり、暫定的に「無棘刺梨」(とげのないトゲナシ)と名付けられた。新遺伝資源の取得は、トゲのないトゲナシ優(yōu)良品種の選択?育成に対して重要な価値を持つ。
同センターの研究者である田華林氏は、「科學(xué)研究者は育種プロセスを短縮するため、若枝の挿し木によりこうした528株の増殖を行っている。また大量の苗木を取得し試験林を作り、安定性観察とエリア試験を?qū)g施するために、『とげのないトゲナシ』の組織培養(yǎng)試験を?qū)g施しているところだ」と説明した。
こうした新遺伝資源は黔南布依族苗族自治州トゲナシ遺伝資源バンクで保存される見込みだ。現(xiàn)地はさらにトゲナシ宇宙育種拠點を建設(shè)し、トゲナシの遺伝資源イノベーションを持続的に推進(jìn)する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月8日
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