王毅氏が中米首脳間共通認識の実行に向けて3點の主張
人民網日本語版 2024年01月08日13:42
王毅中共中央政治局委員(外交部長)は5日、北京で催された中米國交樹立45周年記念レセプションに出席した際、両國首脳間の重要な共通認識の確たる実行に向けて、3つの點を堅持する必要性を指摘した。新華社が伝えた。
(1)相互尊重を堅持する必要があり、正しい認識の確立が當面の急務だ。中國は誰に取って代わる意図も、誰を凌駕する意図も、ましてや覇権を求める意図も有しない。中國は相互尊重を基礎に、安定的で健全かつ持続可能な中米関係の構築に盡力することを望んでいる。米側が平等かつ包摂的な姿勢で、中國國民の選択を尊重し、中國の発展路線を尊重し、中國の核心的利益を尊重し、中國が國家の主権及び領土的一體性を守ることを尊重するよう望む。
(2)平和共存を堅持する必要があり、溝の効果的な管理?コントロールが最優先課題だ。「小異を殘して大同につく」という遠見性と揺るぎなさを持ち、両國関係が溝や差異によって主導または妨害されないようにすることが肝要だ。45年前、中米は溝を乗り越えて國交樹立を実現することができた。今日、我々はなおさらにこのような大局観や責任感を持つべきだ。
(3)協力?ウィンウィンを堅持する必要があり、互恵協力の推進がそれを安定させる「バラスト」となる。雙方は外交?経済?金融?ビジネス?農業などの分野で再開または構築した各制度を引き続き十分に活用し、早急に意思疎通の橋を架け、協力の道を敷き、両國間の交流が抱える様々な障害を排除し、両國民間の結びつきを不斷に強めて、中米関係の健全な発展にプラスのエネルギーをより多く與える必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年1月8日
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