野生のタンチョウを上海で初めて確認(rèn)

上海市崇明東灘鳥類國(guó)家級(jí)自然保護(hù)區(qū)（東灘保護(hù)區(qū)）の職員がこのほど、モニタリングカメラが中國(guó)で國(guó)家一級(jí)保護(hù)鳥類に指定されているタンチョウ2羽を捉えていたことを確認(rèn)した。同保護(hù)區(qū)內(nèi)で野生のタンチョウが確認(rèn)されたのは今回が初めてのこととなる。

中國(guó)において、タンチョウは通常、江蘇省の塩城や山東省の黃河デルタ、遼寧省の遼河口といった地域で越冬する。2008年の夏、東灘保護(hù)區(qū)でタンチョウ1羽が発見されたものの、その後、飼育されていて、逃げ出したタンチョウであることが確認(rèn)された。今年6月、同保護(hù)區(qū)周辺の田畑で、人工繁殖されて塩城保護(hù)區(qū)に放鳥されたタンチョウ2羽が確認(rèn)された。今回野生のタンチョウが確認(rèn)されたことで、崇明島の東灘は、中國(guó)の沿海地域の中では、タンチョウの越冬が確認(rèn)された最南部地域となった。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月27日