無形文化遺産の技術活用した「応援ダック」3000個を杭州アジア大會の選手にプレゼント
第19回アジア競技大會(杭州アジア大會)開催期間中、各國の選手は廃棄する竹の皮を使って作られた「応援ダック」をスペシャルギフトとして受け取っている。3000個限定で制作され、その全てが阿里巴巴(アリババ)公益基金會のボランティアが無形文化遺産伝承人の指導の下、3時間かけて手作りした。
阿里巴巴公益基金會のボランティアが制作した「応援ダック」(寫真提供?阿里巴巴)。
1個目の「応援ダック」を作り上げた杭州伝梭博物館の鄭芬蘭館長は、浙江省の土布(手織りの木綿や麻)無形文化遺産伝承人?!笍暝昆氓工尾牧悉趣胜盲皮い胫瘠纹い?、タケノコが成長するのにつれて自然に剝がれ落ちたものだ。鄭館長は今年、阿里巴巴公益基金會と協力して、「廃棄物を寶にする」をテーマとしたボランティア計畫を策定した。そして、阿里巴巴公益基金會のプロジェクトマネージャー?李佩氏が、グループからボランティアを募ったほか、政府のサポート、村民の參加、無形文化遺産伝承人が指導するというスタイルで、農村の「廃棄物」を使って、素晴らしい作品の數々を作り上げてきた?!笍暝昆氓工悉饯未碜髌筏?。
元プロ卓球選手というボランティアの潘若琛さんは、「応援ダック」の制作に參加し、「これが杭州アジア大會に參加している選手にプレゼントされると知って、とてもうれしかった。以前のチームメイトが今大會ではコーチをしている。新しいスタイルでまた一緒にコートに立っている気分」と話す。
阿里巴巴公益基金會の責任者?劉亜輝氏は、「『応援ダック』は、杭州アジア大會の呼び掛けに積極的に応じて、世界に廃棄物ゼロ?環境保護という理念を伝えているほか、より多くのボランティアを通じて杭州アジア大會に參加してもらう機會となっている」と話す。
「応援ダック」を受け取って、お禮のメッセージを書く外國人選手(寫真提供?阿里巴巴)。
「応援ダック」はすでに杭州アジア大會選手村3ヶ所に設置されているロハスマーケットやカルチャーハウスに並べられており、選手はそこで受け取って、交流に參加することができるようになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年9月28日
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