中國映畫「封神第一部」の興行収入が20億元を突破

映畫情報サイト?貓眼専業(yè)版の統(tǒng)計によると、映畫「封神第一部：朝歌風(fēng)雲(yún)(Creation of The God:Kingdom of Storms)」の興行収入が20億元(1元は約20.0円)を突破した。中國の映畫史で20億元突破を達(dá)成した作品はこれで32作品となった。同作品は、烏爾善（ウー?アルシャン）監(jiān)督がメガホンを取り、俳優(yōu)の費(fèi)翔（クリス?フィリップス）や李雪健（リー?シュエジェン）、黃渤（ホァン?ボー）、女優(yōu)の娜然（ナー?ラン）らが主演を務(wù)めるファンタジー映畫だ。

3000年以上昔から伝わる「封神」をめぐる神話と伝説は様々な媒體や経路を通じて語り継がれ、今も多くの人々がこの物語について知っている。そして現(xiàn)代の人々に知られている「封神」の物語のベースとなっているのは、宋?元代の話本である「武王伐紂平話」や、明代の神怪小説「封神演義」だろう。「封神演義」は、1990年代以來の一連の「封神」関連の映畫?ドラマのベースにもなってきた。「封神演義」は周の武王と商（殷）の第30代王?紂王をめぐる物語だ。暴虐な振る舞いが多い紂王に対し、武王は諸侯の大軍を率いて、商の都?朝歌で一戦を交え、大敗した紂王は自殺を遂げ、商から周の時代へと変わっていく。

紹介によると、腳本チームは4～5年もの月日をかけ、これまでで最も「現(xiàn)代的」な「封神」の腳本を書き上げた。そのため、原著の「封神演義」とそのアレンジ作品となった映畫の內(nèi)容が議論の的ともなっている。

同作品は「封神三部作（Fengshen Trilogy）」の第一弾で、三部作の総製作費(fèi)は約30億元となっている。貓眼専業(yè)版は、このままの勢いでいくと、「封神第一部」の興行収入は25億元を超える見込みとしている。業(yè)界関係者は、「封神第一部」が予想通りの興行収入に達(dá)すれば、「封神第二部」と「封神第三部」は、2024年と2025年に公開される可能性があるとしている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月17日