2023年「春運(yùn)」シーズン初のアイス?スノー観光列車が運(yùn)行

観光専用列車「Y687」が1月7日夜、ゆっくりと走り出し、始発の哈爾濱（ハルビン）駅を後にした。これは今年の春運(yùn)（春節(jié)＜舊正月、2023年は1月22日＞期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制）シーズンで初めて運(yùn)行されたアイス?スノー周遊観光専用列車であり、中國の華東や華南などのエリアから來た観光客が乗車して、氷と雪の冬景色を楽しむ旅に出発した。

同列車は原始の姿をとどめる極北地域アイス?スノーの旅をテーマに、6泊7日で運(yùn)行し、哈爾濱、漠河、海拉爾、扎蘭屯など人気のアイス?スノー観光地を巡る。林海雪原や東北の民家、狩猟民の集落、牧畜民の集落など東北の魅力あふれるさまざまな場(chǎng)所を訪れ、鹿の足跡を追いかけたり、ラクダの引くソリに乗ったりするほか、馬の大群が駆け回る様子を眺めたり、キャンプファイヤーや花火、民俗の伝統(tǒng)行事などさまざまな體験に參加する。また、「中國で一番寒い村」の根河で山奧の密林に生息するトナカイと觸れ合い、狩猟民の集落で悠久の文化に觸れ、中國最北端の「神州北極」と呼ばれる漠河でアジアで唯一のクリスマスをテーマにした村を見學(xué)し、「氷結(jié)パフォーマンス」といった素晴らしい瞬間を體験するなどのプログラムも設(shè)けられている。列車に揺られ、どこまでも雪と氷で閉ざされた広大な雪原を走り抜け、北國の景色を心ゆくまで味わい、文化や風(fēng)習(xí)を理解するこの列車の旅は、ひと味違ったアイス?スノー體験を求める観光客に新たな選択肢を提供したと言える。

星享鉄旅公司の観光列車部門責(zé)任者によると、南方エリアの観光客は北國のアイス?スノー観光に強(qiáng)い憧れを抱いており、そうした観光商品を打ち出すとすぐに人気が出て、1週間もすると定員はいっぱいになるという。現(xiàn)在、このアイス?スノー周遊観光専用列車は2月末まで運(yùn)行が予定されており、運(yùn)行本數(shù)を8本増発して雪や氷を楽しみたい観光客のニーズに応える計(jì)畫だ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月9日