阿里巴巴國際站(Alibaba.com)はこのほど、今年の9月のショッピングイベント「スーパーセプテンバー」の越境指數(shù)を発表し、年末の海外市場の消費(fèi)動向をまとめた。そのデータによると、経済下ぶれの影響を受けて、世界の2大ショッピングイベント(クリスマス、ブラックフライデー)の消費(fèi)が、「低価格で高品質(zhì)を買う」に向かい、買い手はIP(知的財産権)を活用したクリエイティブ商品とフレキシブルなオーダーメイドにより関心を寄せている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
同データによると、新しい消費(fèi)理念が世界で形成されつつある。電子製品に対して、人々は徐々に「用が足りればよい」、「使えればよい」との消費(fèi)観を受け入れるようになった。越境指數(shù)を見ると、世界の中古スマートフォンのニーズはiPhone14(アイフォーン14)の人気を超えたことがわかる。
ポストコロナ時代には、「美のための経済」が復(fù)活する。市場ニーズが多様化し、男性市場と高齢者市場が世界の次の「美の追求をめぐる産業(yè)」のターゲット市場になる見込みだ。越境指數(shù)を見ると、世界のまつげエクステのニーズは前年同期比で37%増加している。2022年の米國のネイルサロンは5萬5千ヶ所、ネイリストは40萬人に上り、中國製ネイルアート関連製品に対するニーズは非常に大きいと言える。
世界を見てみると、こだわりのキャンプがニッチな市場から大衆(zhòng)的な市場になり、再びブームを迎えている。越境指數(shù)では、22年1-4月に中國で新たに登録されたアウトドア関連企業(yè)は同114%増の7千社を超えた。関連の産業(yè)チェーンは川上から川下まで好調(diào)で、今後は海外進(jìn)出が盛んになるとみられる。
フィットネス市場を見ると、世界のフィットネス人口は増加を続け、23年に13億人を超える見込みだ。最大のフィットネスニーズがある國?米國は、人口の10分の1がヨガをしており、ヨガマットやフォームローラーなどの商品は好調(diào)な売れ行きが続いている。
越境指數(shù)を見ると、これからの世界のフィットネス市場は、商用から家庭用への転換、小型化、スマート化が大きな流れになるとみられる。こうした中、中國は世界最大のフィットネス機(jī)器供給國としてチャンスをつかむに違いない。釣り市場も引き続き好調(diào)で、年末には繁忙期を迎えることが予想される。中國の釣り用品の輸出が世界に占める割合は80%で、そのうち半分以上が山東省威海市の製品だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月22日