中國の節水?干ばつ耐性イネがボツワナでの試験栽培に成功したことを祝うため、現地で27日に「中國イネ豊作デー」が開催された。新華社が伝えた。
中國の王雪峰駐ボツワナ大使は當日、ボツワナのツォフワネ大統領代行と共に実験田に入り、鎌を使い稲を収穫し豊作の喜びを分かち合った。
「中國イネ豊作デー」で収穫されたイネは、ボツワナ農業?天然資源大學とボツワナアフリカ農業有限會社が協力したものだ。中國の節水?干ばつ耐性イネを選び適応性試験栽培を行い、ボツワナの気候の特徴に合う稲の品種を選択?栽培し、全國に広める。
ツォフワネ氏は、「今回の節水?干ばつ耐性イネの栽培成功は、ボツワナの食糧生産量の向上、食糧の輸入への依存度の引き下げ、食糧の安全保障にとって非常に重要な意義がある。中國は農業生産の面で、先進的な技術と豊富な経験を持っている。両國の農業分野のさらなる協力強化に期待している」と述べた。
王氏は、「中國側はボツワナと共に両國の農業協力を深め、中國の食糧安全保障の成功経験を共有し、ボツワナによる干ばつ耐性イネを含む食用作物の科學研究の深化をサポートしたい。ボツワナが積極的に気候変動に対応し、農業生産水準を高め、食糧の自給自足の早期実現を応援し、実際の行動によりボツワナの友人により多くの実質的な福祉をもたらしたい」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年6月30日