ドローン消火システムが登場(chǎng)　高層ビルの消火に応用

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2020年12月29日10:21

資料寫(xiě)真

高層ビルの火災(zāi)現(xiàn)場(chǎng)で、SFチックなデザインのドローンが舞い降り、火災(zāi)フロアの窓外でホバリングし、照準(zhǔn)を合わせ、発射する。消火弾がガラスを破り、消火剤が火災(zāi)現(xiàn)場(chǎng)に広がる。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

これは中國(guó)航天科工二院二部がこのほど試験場(chǎng)で実施した、ドローン消火試験の光景だ。評(píng)価を経て、室內(nèi)の火が効果的に消し止められた。

今回登場(chǎng)したドローンは2つの「砲身」を擔(dān)っていた。SFチックなデザインで、映畫(huà)のトランスフォーマーに非常に似ている。ただ、その故郷はセイバートロンではなく、二院二部仿真公司の技術(shù)チームによって開(kāi)発された。

現(xiàn)代の都市において、高層ビルの高度が増し続けており、それに伴い新たな火災(zāi)リスクが生じている。一部の火災(zāi)現(xiàn)場(chǎng)は地上消防システムの手が屆かないのに対し、ドローン消火システムは高層ビルの消火にソリューションを提供した。

このドローン消火システムは指揮車(chē)、ドローン、消火弾で構(gòu)成される。その技術(shù)責(zé)任者である楊興光氏によると、同システムにはスマート測(cè)位、自動(dòng)照準(zhǔn)、正確な窓破壊、無(wú)破裂消火剤散布などの機(jī)能があり、火災(zāi)初期の効果的な消火や火災(zāi)の拡大防止が可能だ。このドローン技術(shù)は中國(guó)のトップ水準(zhǔn)で、開(kāi)発機(jī)関が完全な知的財(cái)産権を持ち、すでにドローン消火関連特許を20數(shù)件形成している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年12月29日