中國科學院深海科學?工程研究所によると、同研究所の李松海氏の研究チームは昨年4?5月、南中國海北部海域の深海潛水及び遠洋鯨類科學調査任務において、3頭の神秘的なアカボウクジラ科のクジラを発見した。イチョウハクジラまたはデラニヤガラオウギハクジラと大まかに判斷している。中央テレビニュースが伝えた。
そのどちらであっても、人類はこれまで海でその生きた個體を確かに観測したことがなかった。これらの動物への理解は、少數の座礁し死亡した個體に対する認識に基づくものに過ぎなかった。今回は、その生きた個體が初めてはっきり目撃された。
李氏のチームはこのほど學術誌「Integrative Zoology」(電子版)に研究論文を発表し、世界で初めてこうした神秘的なアカボウクジラ科の體の色、傷跡模様、水面での行動を記述した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月29日