河北省秦皇島市昌黎県黃金海岸景勝地の海辺で8月15日、蜃気樓が発生した。遠(yuǎn)い向こうの海面に延々と連なる山が浮かび上がり、雄大な景色となった。市民らは、スマホやカメラでその神秘的な景色を撮影していた。河北日報(bào)が報(bào)じた。
そしてしばらく前には、山東省日照市の燈臺景勝地近くの海でも、蜃気樓が発生していた 。
ほかにも各地で蜃気樓が発生している。ここでは、その美しい景色を楽しんでみよう。
蜃気樓とは?
蜃気樓とは、光の屈折や全反射によって起こる自然現(xiàn)象で、地上の物體が反射した光が大気の中で屈折して虛像がみられる一種の光學(xué)現(xiàn)象だ。
蜃気樓は地表近くの大気が太陽に照らされ、その密度が上空の大気よりも小さくなり、その差で光が屈折する現(xiàn)象であるため、夏に発生することが多い。穏やかな海面や川の水面、湖面、雪原のほか、ゴビ砂漠などの砂漠でも蜃気樓が発生しやすい。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月20日