中國の貧困県が殘り52県に

第13期全國人民代表大會（全人代）第3回會議が22日、北京の人民大會堂で開幕した。李克強総理は政府活動報告を行った際、今年は貧困脫卻の難関攻略に斷固勝利すべき年であり、現(xiàn)行基準で農(nóng)村貧困人口に當たる全ての人々の貧困脫卻、貧困県に當たる全ての県の「貧困県」指定が取り消されることを目指すとした。

國務院貧困者支援弁公室によると、農(nóng)村の貧困人口は2012年末の9899萬人から551萬人まで減った。また貧困発生率は2012年の10.2％から0.6％まで減少。さらに貧困者登録をした貧困人口の97％が貧困脫卻を実現(xiàn)した。しかし、現(xiàn)在もなお52の貧困県と2707の貧困村が「貧困県」や「貧困村」の指定から外れていない。

全國政協(xié)農(nóng)業(yè)?農(nóng)村委員會副主任の陳暁華氏は、「今回の新型コロナウイルス感染癥拡大が貧困脫卻の難関攻略にもたらした影響は一時的なものであり、コントロールが可能だ。感染予防?抑制と貧困脫卻の難関攻略を両立させてしっかりと取り組みさえすれば、必ず感染癥による悪影響を最小限まで抑え、貧困脫卻の難関攻略の最終的な勝利を収めることができる」と述べた。

まだ指定が外れていない52の貧困県の內(nèi)訳は、広西壯（チワン）族自治區(qū)8県、四川省7県、貴州省9県、雲(yún)南省9県、甘粛省8県、寧夏回族自治區(qū)1県、新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)10県となっている。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月26日