2019中國(深セン)ITサミットが3月31日、深センで開催され、「中國IT産業発展報告」が発表された。 同報告によると、中國のIT産業発展指數は世界4位で、中國の都市別の同指數ランキングトップ3は北京、深セン、上海だった。科技日報が伝えた。
デジタル中國連合會の常務理事?李穎氏によると、中國のIT産業は現在、大きいことから強いことへの転換、追走?並走から並走?牽引へと成長する重要な戦略的好機を迎えている。そして、世界ランキングでの順位を急速に上げ、産業実力ランキングでは世界2位、IT産業発展指數では米國、日本、ドイツに次ぐ4位に入っている。中國のIT産業イノベーション、IT産業融合など一部の指標も向上している。昨年末の時點で、世界のユニコーン企業313社のうち、中國企業は76社で、米國の151社に次ぐ2位の數だった。
地域別の発展を見ると、中國の中心都市19都市のIT産業のクラスター化発展、段階化分布の動向が顕著だ。IT産業発展指數トップ3は北京、深セン、上海で、そのリーディング的役割は際立っている。その後に杭州、広州などが続いている。西安、成都などの西部の都市は急成長している一方、東北三省は今後の成長が待たれる狀態だ。
モバイルデータやインターネット業務も前年と比べて急成長している。報告によると、昨年、中國の電気通信業務の売上高は前年比137.9%増の6兆5556億元 (1元は約16.6円)だった。モバイルユーザーと固定インターネットブロードバンドアクセスユーザーの數も増加を続けており、世界最大の第4世代移動通信システム(4G)ネットワークが形成されている。報告によると、2018年は第5世代移動通信システム(5G)の発展において、一里塚的な一年となった。5Gは一定規模の商用化のラストスパートに入っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年4月1日