「世界ロボット大會(World Robot Conference 2015)」が、23日に北京市で開幕した。會期は3日間。同大會は世界のロボットの最新の研究、応用の重點分野、スマート社會の革新的発展を展示する。私たちの暮らしに役立つ掃除ロボット、窓拭きロボット、出前ロボットといったサービスロボットの他に、産業用ロボット、特殊用途ロボットなどが一斉に登場する。日本のロボット専門家である石黒浩氏が開発したアンドロイドは、人に似た顔、肌、姿勢、聲を持つ。プログラミングにより人の動作?表情をまね、喜怒哀楽を表現できる。中國語音聲アシスタントソフト「小i」は、外出時などにユーザーに役立つ情報を提供してくれる。買い物の際には、「小i」を使い価格を問い合わせることができる。
中國は2年連続で世界最大のロボット消費市場になった。國際ロボット連盟の統計データによると、中國市場の2014年の産業用ロボットの販売臺數は前年比55%増の約5萬7000臺に達し、世界の約4分の1を占めた。
ロボットは産業用ロボットとサービスロボットに分かれる。現在の流れを見ると、サービスロボットが新たな成長源になろうとしている。サービスロボットの中でも、介護ロボットの需要が旺盛だ。これは高齢化が進み、介護を手伝えるロボットが市場の注目を浴びているからだ。また無人機、掃除ロボット、リハビリ用ロボット、教育ロボットをはじめとする家庭用サービスロボットも力強く成長している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月24日