3月11日、北京東四環路の近くで、1臺のBMWが道端に停まっていた４臺の自動車に連続して衝突し、損傷させた。BMWの車體前方に突っ込まれた自動車は、後ろの部分が別の車のボンネットの上に乗り上げる形になった。京華時報が報じた。

その赤い乗用車のオーナーは、事故現場に居合わせた。変わり果てた自分の車を見た彼は、驚きのあまり、「いったい何が起きたというのだ！これから急いで職場に行かなければならないのに！」と叫んだ。BMWは流れに逆らって走り、道端に停まっていた４臺の自動車に次々と衝突した。幸いなことに、被害に遭ったのは止まっていた車だけで、死傷者は出なかった。BMWのオーナーは、「各車のオーナーと連絡を取り、それぞれで修理してもらうことにした。特に問題はなかった」と話した。このオーナーは初心者ドライバーで、アクセルとブレーキを踏み間違えたという。

BMWのオーナーは、４臺の車のフロントガラスにそれぞれメモを殘した。メモには、お詫びの言葉と連絡先電話番號を殘し、連絡してほしい旨が記された。これについて、ネットユーザーらは、「連絡先を殘したのは、責任感ある行為」「運転技術はイマイチだが、人格的には優れていた」と肯定的な評価を示した。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年3月13日