近年、韓國へ留學する中國人留學生が増加し、留學とともに中韓両國間の市場とチャンスに注目する學生も多い。卒業後に韓國に留まって起業する人も増えている。新華社が伝えた。
今年29歳になる華玉鋒さんは韓國?漢陽大學の留學生だ。身近にいる多くの留學生の友人はいずれも代理購入で生活費を稼ぐのに忙しい。代理購入の利益が大きいが、規範化されていない。そこで華玉鋒さんは韓國で國境を越えた電子商取引(EC)企業を創業する決心をした。2014年初め、彼は同じ考えを持つ同い年の董超さんと姚剛さんと意気投合し、同じような留學の経歴を持つ3人は韓國で起業することにした。
しかし外國人が韓國で起業するには様々な壁がある。順調に起業するため、華玉鋒さんたち3人は韓國中小企業庁が開いた在韓外國人創業プロジェクトコンテストに參加。彼らの「思密達倉庫」創業プロジェクトは予選を勝ち抜き、200以上のプロジェクトの中から在韓外國人の優秀創業プロジェクトに選ばれ、韓國政府からの支援を獲得した。
2014年末、韓國の正規品供給源を統合したECチェーン「思密達倉庫」が正式に営業を開始した。まだ営業開始後間もないが、すでに多くの代理企業を引きつけている。
3人の「85後」(1985年以降生まれ)の若者にとって「思密達倉庫」の継続的な発展のためにはまだ様々な困難を克服する必要がある。しかし彼らは夢のスタートに立ち、実現の道をまっすぐ進もうとしている。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年2月4日